日本テレビ系ドラマ『良いこと悪いこと』第8話「7人」は、物語の核心に触れる怒涛の展開となりました。 ついに“カタカナ表記のドの子”の存在が浮かび上がり、忘れられていた少女・瀬戸紫苑の謎、そして真犯人として急浮上する人物…。 これまで散りばめられてきた伏線が一気につながり、視聴者の間では“真犯人はほぼ確定では?”という声が急増しています。 本記事では、8話の重要ポイントを踏まえつつ、最新の考察を徹底的に掘り下げます。
『良いこと悪いこと』8話ストーリー&伏線まとめ
仲良し“6人組”には、実はもう一人仲間がいた――。 その事実を思い出すところから物語は大きく動き出します。
- タイムカプセルから消えたDVDには“犯人に知られたくない映像”が残されている。
- 花音の担任の森が、そのDVDを密かに所持していた。
- 森は過去に高木たちにバカにされても「仲間でいたかった」と語り、強い執着を示す。
- 映像には、忘れ去られた少女・瀬戸紫苑の姿が映っていた。
- 紫苑の夢は「ピアニスト」。しかし彼女は合唱会や工作を壊されるなどのいじめを受けていた可能性が濃厚。
- 図工室の壊れたピアノ、外から見つめる謎の影の少女――全てが紫苑の存在を示唆する。
『良いこと悪いこと』8話考察
森先生は黒幕ではなく“利用された側”の可能性が高い
森智也は、高木たちと距離を縮めようと必死な一方で、事件への直接関与は薄いと見られます。 DVDを追う花音を前に「僕も悪い子とバレたら殺される」と怯えた様子を見せていたことから、森自身が犯人を恐れている立場であることが分かります。
また、7話の“逃走犯の俊敏さ”と森の運動能力のギャップが大きく、犯行現場に複数の人物がいた可能性も浮上。 森はただ操られ、そして犯人像に気づき始めているため、第9話以降で危険な立場に置かれるかもしれません。
“もうひとりのドの子”=瀬戸紫苑の正体
瀬戸紫苑は、5年生の頃にキングたちのいじめを受け、夢だったピアニストになる道を閉ざされた少女と考えられています。 壊されたピアノの前に立つ影、紫苑の夢を語る映像――それらは彼女が物語の根幹に深く関わっていることを示しています。
紫苑が登場人物の誰かに“姿を変えて”登場しているのか? それとも既に物語から“消えている”のか? どちらにせよ、紫苑の存在が事件の動機を理解する上で欠かせない要素であることは間違いありません。
真犯人最有力候補は東雲?
視聴者から“ほぼ黒確定”と囁かれているのが東雲。 第1話での違和感ある発言、「貧ちゃんが空を飛ぶ絵になぞらえて殺されている」と誰より先に口にした点は非常に不自然でした。
もし東雲=瀬戸紫苑だとすれば、5年生時のいじめを機に転校・不登校となり、6年生の記憶から抜け落ちたとしても辻褄が合います。 東雲の表情からは、どこか“復讐を心に秘めた”静かな怒りのようなものを感じる瞬間も多く、真犯人として最有力といってよいでしょう。
瀬戸紫苑はすでに死亡している可能性も…
さらに深い考察として、「紫苑はすでに死んでいる」という説が急浮上しています。 夢を断たれた絶望から自死、あるいは事件・病気で亡くなった説など、さまざまな形で語られています。
もし紫苑がすでに故人なら、復讐を実行している人物は“紫苑の家族”か“紫苑を大切に思っていた誰か”。 東雲が紫苑本人でない場合は、彼女の代わりに動いている人物が真犯人とも考えられます。
リコーダーの曲「主人は冷たい土の中に」の意味
第8話で象徴的に挿入されたリコーダー演奏。 曲名はスティーブン・フォスター作曲の「主人は冷たい土の中に」。 この曲は音楽の授業で扱われることも多く、紫苑が“ドの子”と呼ばれるきっかけになった可能性があります。
ドからドへの跳躍をからかわれ、そこからいじめがエスカレートした――。 そんな過去が示唆される選曲であり、紫苑の感情や事件の動機にもリンクしていると考えられます。
まとめ
第8話で一気に深まった“もうひとりのドの子・瀬戸紫苑”の存在。 彼女を中心に、森先生、東雲、そして6人組の過去が複雑に絡み合い、真犯人像が鮮明になりつつあります。
現時点での最有力はやはり東雲。 しかし、紫苑が存命かどうか、そして彼女以外に“復讐を遂行できる人物”がいるのかという点は、まだ大きな謎のままです。
最終章に向け、物語はさらに加速していくはず。 第9話以降も、見逃せない展開が続きそうです。
