スーパー戦隊シリーズ『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』で一河角乃／ゴジュウユニコーン役を務めていた今森茉耶さんの降板が発表され、話題となっています。後任として登場したのは『ドンブラザーズ』でオニシスターを演じて人気を集めた志田こはくさん。突然のキャスト変更に驚く視聴者も多い一方、物語へ自然に溶け込む“代役設定”の巧妙さや遊び心のある演出に、肯定的な声も多く上がっています。
この記事では、交代の理由、志田さんの登場設定、そして視聴者の反応まで詳しくまとめました。
今森茉耶が降板した理由は？
一河角乃役を演じていた今森茉耶さんは、未成年での飲酒が発覚したことにより、番組公式からの発表とともに降板が決定しました。同時に所属事務所との契約も解除されるなど、事態は大きく波紋を呼びました。
この件は11月8日に公表され、15日には代役が志田こはくさんになることも正式発表。番組側は早い段階で再撮影と編集を行い、第40話からスムーズにバトンタッチを実施しました。
志田こはくはどんな設定で登場した？
キャラクターの途中交代は難しいとされる特撮作品ですが、『ゴジュウジャー』では視聴者が納得しやすい“物語上の理由”が丁寧に用意されていました。
潜入調査で「顔と声が変わった」設定
第40話の冒頭から一河角乃は登場し、劇中で「潜入調査のために顔と声を変えたが、元に戻らなくなった」と説明。魔法的・ファンタジー色の強い作品世界とマッチしているため、不自然さが少ない巧妙な脚本です。
周囲のメンバーが「この顔も見慣れてきたし、このままでも良い」と受け入れている描写もあり、視聴者側も自然に移行できる工夫が施されていました。
“オニかわいい”セルフオマージュも
志田こはくさんは『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の鬼頭はるか／オニシスター役として広く知られています。そのため、劇中では鬼ポーズ→ユニコーンポーズに変化する遊び心のある演出が登場。
また、お化け屋敷回ということもあり鬼の格好をしたキャラが現れたりと、さりげない“ドンブラ”要素が散りばめられ、ファンにとってはニヤリとするシーンが続きました。
視聴者の反応は？
SNSでは、交代についてさまざまな意見が投稿されました。
肯定的な意見が多い理由
- 「代役なのに違和感がほとんどない」
- 「潜入調査で顔が変わる設定は上手い！」
- 「ドンブラの小ネタ入れてきて嬉しい」
- 「オープニングのダンスにも早速参加してるのすごい」
脚本や演出によって自然にキャラクターが“生まれ変わった”かのように見えたため、ポジティブに受け止められる声が大半を占めていました。
驚きの声や心配の声も
- 「いきなり顔が違ってびっくりした」
- 「今森さんの降板は残念」
- 「物語に影響しないか心配」
突然の交代だったため戸惑いの声はありましたが、志田さんのキャラクター適応力が高く、回が進むほどに受け入れられてきている印象です。
まとめ
『ゴジュウジャー』の一河角乃／ゴジュウユニコーン役は、未成年飲酒問題により今森茉耶さんが降板し、志田こはくさんが後任として出演することになりました。
志田さんの登場は「顔と声が潜入調査で変化した」という物語上の設定で描かれ、自然で違和感の少ない交代劇となっています。また、『ドンブラザーズ』を意識した演出も多く、ファンからの反応は総じて好意的でした。
突然のキャスト変更という難しい状況ながら、作品としては前向きに乗り越え、視聴者も楽しめる形に落とし込んでいる点が印象的です。今後の角乃の活躍にも注目が集まります。