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七ヶ浜スクラップ工場の火事の火元はどこ?今日中に鎮火はできるのか

12月8日朝、宮城県七ヶ浜町のスクラップ置き場で大規模な火災が発生し、現在も消防による懸命な消火活動が続いています。 現場からは黒煙が激しく立ちのぼり、周辺住民の不安も高まっています。

この記事では、火事の場所や火元はどこなのか、そして今日中に鎮火が可能なのかについて最新情報をもとに解説します。

目次

七ヶ浜スクラップ火災の場所はどこ?

火災が発生したのは、七ヶ浜町遠山にある「株式会社東盛」のスクラップ置き場です。 午前5時50分ごろ、「黒煙が上がっている」という近隣住民からの複数の通報によって火災が確認されました。

現場では鉄くずやスクラップが大量に保管されており、その燃焼によって黒煙が広範囲に流れ出しています。 風向きによっては煙が周囲の住宅地や職場方向に流れるとの声もあり、周辺環境への影響が懸念されています。

けが人の情報は?

現時点では、けが人は確認されていません。 出火当時、現場に人がいたかどうかは警察と消防が引き続き確認を進めています。

火元はどこなのか?考えられる原因を解説

今回の火災の“火元”については、まだ公式な発表が行われていません。 しかし「スクラップ置き場」という性質上、過去の類似火災から以下のような要因が考えられます。

1. リチウムイオン電池の混入

スマホやモバイルバッテリーに使われるリチウムイオン電池が破損すると、衝撃だけで発火するケースがあります。 全国のスクラップ場で最も多い火災原因の一つです。

2. ガス缶・スプレー缶の残留ガス

完全に使い切らずに廃棄された缶がスクラップに混ざり、圧縮・摩擦によって引火することがあります。

3. 重機による火花や摩擦熱

スクラップを積み替える重機が金属同士を擦ることで火花が発生し、周囲にあった布やプラスチックへ燃え広がるケースも報告されています。

4. プラスチックや布などの可燃物の蓄熱

スクラップに混在した可燃物が長時間熱を持ち、内部から発火する「自然発火」の可能性も否定できません。

今回も、これらの要因が複合的に重なった可能性が高いと見られており、消防と警察が引き続き調査を進めています。

今日中に鎮火できるのか?現地の状況から予測

午前中から消防はポンプ車10台規模で対応していますが、午後になっても鎮火には至っていません。 スクラップ火災は内部に空気が入り込みやすく、金属の隙間に火が残るため消火が非常に難しいタイプの火災です。

スクラップ火災が長期化しやすい理由

  • 鉄くずの隙間に火が残り「くすぶり」が続く
  • 重機でかき分けながら消火する必要がある
  • 再燃焼の可能性が高い

実際に過去の同様の火災では、完全鎮火まで丸1日〜2日以上かかった例もあります。 現場の規模や煙の量を踏まえると、今日中の完全鎮火は難しい可能性が高いと考えられます。

周辺住民への影響は?

現場周辺では黒煙が風に流されており、通勤中の人からも「職場の方角に煙が届きかけていた」という声が上がっています。

スクラップ火災では、有害物質を含む煙が発生する場合もあるため、 窓を閉める・換気を控える・外出を減らすなどの対策が推奨されます。

自治体から避難指示は出ていませんが、風向きによっては影響が大きくなる可能性もあり、注意が必要です。

まとめ

七ヶ浜町で発生したスクラップ置き場の火災は、鉄くずやスクラップが燃えていることから消火が難航しており、今日中の完全鎮火は厳しい見通しです。 火元はまだ特定されていませんが、過去の事例からリチウムイオン電池やガス缶などが原因として考えられます。

今後も消防と警察が詳しい原因を調査し、鎮火作業が続けられます。 周辺住民の方は煙の影響に注意し、安全を第一に行動してください。

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