日本競馬界のレジェンド・武豊さんと、元アイドルで現在はその妻として知られる佐野量子さん。
おしどり夫婦として知られる2人ですが、実は出会いから結婚までには7年近い交際期間がありました。
この記事では、2人の出会いのきっかけや馴れ初めエピソード、そして子供はいない理由や夫婦円満の秘訣まで詳しくご紹介します。
佐野量子のプロフィール
まずは佐野量子さんの基本情報から。
本名：武 和子（たけ かずこ） 生年月日：1968年8月22日 出身地：静岡県富士宮市（※一部では山梨県南巨摩郡南部町説も） 血液型：A型 活動期間：1984年〜1994年
高校時代からタレント養成所に通い、1984年にドラマ『気分は名探偵』で女優デビュー。
翌年には『ファースト・レター』で歌手デビューし、清楚で可憐なルックスと優しい歌声で人気アイドルとして活躍しました。
活動期間中にはシングル17枚・アルバム9枚をリリースしており、当時のアイドルの中でもかなりの実績です。
その後は浅井企画に移籍し、バラエティ番組でも天然キャラとして人気に。
1994年に芸能界を引退し、翌年の1995年に武豊さんと結婚しました。
武豊と佐野量子の馴れ初めエピソード
初めての出会いは？
2人が初めて出会ったのは1988年6月。
佐野量子さんが中京競馬場のイベントゲストとして招かれたとき、会場で武豊さんと顔を合わせました。
しかしこの時は会話もほとんどなかったそうです。
「笑っていいとも！」で再会！
2人の関係が動き出したのは、その1年半後。
1989年12月に放送された『笑っていいとも！』に武豊さんが出演した際、「友達の輪」で佐野量子さんの名前を紹介。
これをきっかけに再び連絡を取るようになり、やがて交際に発展しました。
当時、武豊さんはまだ20代前半で騎手として急上昇中。
一方の佐野量子さんもアイドルとして人気絶頂期でした。
まさに“競馬界のプリンスと昭和アイドルの恋”だったわけです。
7年愛を実らせて結婚へ
1992年に交際が報じられた後、2人は静かに愛を育みます。
そして1994年3月、それぞれ別々の会見を開き交際を公に宣言。
翌1995年10月4日、ついにゴールインしました。
武豊さんは結婚会見で「彼女といると心が落ち着く」と語り、誠実な愛情を見せました。
子供はいない理由とは？
結婚してから30年近く経ちますが、2人の間に子供はいません。
このことについて夫婦は公には理由を語っていませんが、ネット上ではいくつかの説が囁かれています。
佐野量子さんがもともと「子供はいらない」と話していた説 体が弱く、妊娠が難しかったという説 夫婦で「2人の時間を大切にしたい」と考えていた説
どれも真偽は不明ですが、武豊さんは1998年のインタビューで
「男の子でも女の子でも、どっちも欲しいですね」と語っており、当時は子供を望んでいた様子も見られます。
とはいえ、現在は子供がいなくても幸せな夫婦として知られています。
互いに尊重し合い、信頼で結ばれているからこそ、長年円満な関係を続けられているのでしょう。
不倫報道でも揺るがなかった夫婦の絆
2015年頃には、武豊さんに不倫報道が持ち上がりました。
しかしその時、世間を驚かせたのは佐野量子さんの神対応。
フライデーの直撃に笑顔でピースサイン 「大きなカメラをお持ちだったので」とユーモアで返答 「主人はお酒を飲むとフレンドリーになってしまう」と理解を示す 写真を「見ない」と決意し、夫を責めなかった
この対応に「できた奥さん」「神対応すぎる」と称賛の声が多数。
彼女の懐の深さと夫への信頼が、夫婦を再び強く結びつけました。
まとめ
武豊さんと佐野量子さんの出会いは、1988年の中京競馬場での偶然の出会いがきっかけ。
その後、番組での再会を経て愛を育み、7年の交際を実らせて1995年に結婚しました。
2人の間に子供はいませんが、
お互いを思いやる信頼関係で今も円満な夫婦生活を続けています。
また、武豊さんの不倫報道時に見せた佐野量子さんの「神対応」は、
彼女の人間的な強さと深い愛情を象徴する出来事でした。
結婚から30年経った今も変わらぬ絆で結ばれている2人。
“夫婦の形は一つじゃない”ということを教えてくれる、理想のカップルですね。