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博衣こよりが炎上したのなぜ?その理由とは?3000 文字超えの声明も賛否

2025年11月、ホロライブ所属の人気VTuber・博衣こよりさんがSNS上で大きな波紋を呼びました。

発端は、X(旧Twitter)での視聴者とのやり取り。

そこから“誹謗中傷”をめぐる議論にまで発展し、最終的には本人が3000文字を超える長文声明を発表する事態となりました。

この記事では、博衣こよりさんが炎上した原因・経緯・背景、そしてファンの反応や今後の影響について詳しく解説します。

目次

博衣こよりとは?

博衣こよりは、ホロライブ6期生「秘密結社holoX」のメンバーとして2021年にデビューしたVTuberである。白衣を着たコヨーテの女の子というユニークな設定で、頭脳派キャラと明るい性格のギャップが人気の理由だ。ゲーム実況を中心に活動し、歌枠や雑談配信などでも高い評価を得ている。登録者数は100万人を超え、ホロライブでもトップクラスの人気を誇る存在である。

彼女の魅力は、どんな企画にも全力で挑む真面目さにある。特にストーリー系ゲームでは、感情を込めて進行する丁寧な姿勢がファンに愛されてきた。しかしその一方で、配信頻度の高さから「こなしているように見える」という声が一部で上がっていたのも事実だった。

なぜ炎上したのか?その理由とは?

今回の騒動の発端は、11月初旬にX上で投稿された一つの感想ツイートだった。

ある視聴者が「配信の数が多いせいかこなしているように見える」「ストーリーの読み方が上っ面に感じる」という意見を投稿したのが始まりである。

このツイートは特定の名前をタグ付けしていなかったが、博衣こより本人がエゴサーチで目にしたとみられる。彼女はその投稿に対し「ちゃんと見てから言ってね」とリプライした。軽い注意のつもりだったのかもしれないが、結果的にその発言が火種となった。

こよりのファンたちがそのユーザーのもとへ集まり、批判的なコメントを次々と送りつけたため、相手はアカウントを一時的に削除するまでに追い込まれた。この一連の流れが拡散され、「博衣こより 炎上」という言葉がトレンド入りするほどの騒ぎに発展した。

3000文字超えの長文の声明投稿でさらに賛否が広がる

11月4日、博衣こよりは自身のXに三千文字を超える長文の投稿を行った。

そこでは誹謗中傷に対する思いや、発言の真意を丁寧に説明していた。内容は真摯で、ファンを思う気持ちが伝わるものだったが、同時に「火に油を注いだ」と感じる人も少なくなかった。

投稿の中で彼女は、法務部に相談したことや今後はこの件に触れないと明言したが、逆に「被害者ぶっている」「お気持ち表明が長すぎる」といった批判も寄せられた。彼女が批判的なファンをブロックしたことも話題となり、「言論封じではないか」という声まで上がった。

SNSでは「配信者も人間なのだから傷つくのは当然」と擁護する意見と、「影響力を持つ立場として冷静さが必要だった」という批判的な意見がぶつかり合い、炎上はさらに拡大していった。

手書きの謝罪文での反省表明

騒動から数日後の11月7日、博衣こよりはXで「お騒がせしている件について」と題した手書きのメッセージを公開した。

その文面には「自身の行動によって本来起こるはずのなかった議論を招いてしまい、申し訳なく思っている」「説明したい気持ちが先走り、影響の大きさを考えきれなかった」と、率直な反省の言葉が並んでいた。

また、「不快な思いをさせてしまった皆さん、本当に申し訳ありません」と謝罪し、今後は同じことを繰り返さないよう気をつけると締めくくった。この投稿には、彼女を応援するファンから「誠実に対応してくれてありがとう」「しっかり反省していてえらい」といった温かいコメントも寄せられ、少しずつ事態は落ち着きを見せ始めた。

問題の本質は「感想」と「誹謗中傷」の境界線

今回の騒動の背景には、SNSにおける言葉の扱いの難しさがある。

投稿した側に悪意がなくても、受け取る側が傷つくことはあるし、逆に批判的な感想まで誹謗中傷とされてしまうこともある。

博衣こよりのように多くのファンを抱える配信者がエゴサを行い、個人の感想に直接反応すれば、その影響は計り知れない。ファンの中には「こよりを守りたい」と過剰に反応してしまう人もいるため、結果として一般ユーザーへの攻撃につながる危険がある。

この事件は、SNS社会において誰もが加害者にも被害者にもなり得るという現実を改めて示したと言えるだろう。

エゴサとファン心理の難しさ

VTuber業界では、エゴサを通じてファンの声を拾い、活動に生かそうとする姿勢は珍しくない。

しかし、その裏には常にリスクが潜んでいる。発信者と視聴者の距離が近い分、言葉の受け取り方一つで大きな誤解を生むことがあるからだ。

今回の騒動を受けて、ホロライブ全体としてもSNS運用のあり方を見直すきっかけになる可能性が高い。ファンもまた、推しを守るための行動が時に誰かを傷つけることがあるという点を考える必要がある。

炎上後の反応と今後の展望

炎上後も博衣こよりを応援するファンは多く、謝罪文の投稿以降は徐々に肯定的な声が増えた。彼女の誠実な対応が評価され、「これからも応援する」「今回のことでさらに成長できるはず」といったメッセージが相次いだ。

一方で、今回の件はVTuberという職業の難しさを改めて示したとも言える。配信者は常に注目を浴びる存在であり、どんな反応も瞬時に拡散される時代だ。だからこそ、言葉選びや対応の仕方が重要になってくる。こより自身もこの経験を糧に、より多くの人に愛される配信者として成長していくのではないだろうか。

まとめ

博衣こよりの炎上は、一つの感想ツイートから始まった小さな出来事だった。しかしそこには、SNS社会が抱える構造的な問題が詰まっていた。配信者とファン、そして一般ユーザー。それぞれの立場での「正しさ」がぶつかり合い、結果的に大きな議論を生んだ。

こよりは最終的に謝罪文を発表し、真摯に反省の意を示した。炎上という形にはなったものの、彼女にとっては自身の言葉の影響力を見つめ直す大きな転機となったのかもしれない。

SNS時代における発信の難しさと責任を考えさせられる一件だった。

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