2025年12月4日未明、山口県宇部市で広範囲にわたる都市ガスの圧力異常が発生し、各家庭ではガスコンロから突然炎が上がるなどのトラブルが続出しました。
市内では小規模火災が相次ぎ、少なくとも17件の火災と2人のケガ人が確認されています。
現在、山口合同ガスは約1万2000〜1万2500世帯のガス供給を停止しており、市民生活に大きな影響が出ています。
宇部市で発生したガス漏れはどこで起きている?
宇部市内では「広範囲」でガス漏れが確認されています。 警察・消防への通報は午前6時頃から急増し、「ガス臭い」「警報器が鳴っている」といった連絡が100件以上寄せられました。
通報が多かった主な地域
- 新天町
- 琴芝町
- 松山町
- 中央町
- 常盤台
これらの地域では、ガス栓を開けた瞬間に大きな炎が上がったり、火が周囲に燃え移るボヤが複数発生したりするなど、極めて危険な状況が続いています。
ガス漏れの原因は「圧力異常」か
山口合同ガスによると、12月4日午前4時頃に宇部支店管内でガス圧力の異常が発生したとのこと。
ガス会社は現在、原因の特定と復旧作業を進めていますが、具体的な故障ポイントや設備の詳細はまだ明らかになっていません。
ガス爆発や火災はどれくらい発生している?
消防によると、午前中だけでも小規模火災が17件確認され、うち多くは「ガス栓を開けた瞬間に炎が吹き出した」ケースとのこと。 コンロ付近に置いていた物に引火し、瞬間的に火が広がる被害も出ています。
住民の証言
- 「ガス栓を開けたら30cmくらいの炎が上がった」
- 「元栓の近くから突然火が出た」
- 「部屋の元栓を閉めてもシューッと音がして怖かった」
- 「お湯が出ないから給湯器の故障かと思って火をつけたらボッと大きな火が出た」
ネットを見ていない高齢者が誤ってガスを使ってしまう危険性も指摘されており、引き続き注意が必要な状況が続いています。
ガス漏れはいつ復旧する?
山口合同ガスは約1万2000〜1万2500世帯のガス供給を完全停止しており、 「復旧のめどは立っていない」と発表しています。
復旧が長引く可能性が高い理由
- 広範囲の圧力異常であり、原因特定に時間がかかる可能性が高い
- 各家庭ごとにガス漏れ確認・安全点検が必要
- 都市ガスの全面停止からの復旧には通常、多数のスタッフが家を個別訪問して作業する必要がある
このことから、復旧には数日〜1週間程度かかる可能性も考えられます。
市民生活への影響
- 飲食店の営業停止
- 小学校で給食が作れずメニュー変更
- 家庭で料理、入浴が不可
- 暖房が使えない家庭も
特に冬場のガス停止は生活に直結するため、市民への影響は非常に深刻です。
現在の市の注意喚起
宇部市および警察・消防は次の行動を徹底するよう呼びかけています。
- ガスの元栓を必ず閉める
- 換気を十分に行う
- 火気を絶対に使わない
- ガス会社の指示があるまで利用しない
ガスの匂いや警報音があった場合は、すぐに屋外へ避難し、 近づかずに消防へ通報するよう案内されています。
まとめ
山口県宇部市では、都市ガス設備の圧力異常によってガス漏れが広範囲で発生し、 すでに多数の火災とケガ人が出る非常に危険な状況となっています。 ガス会社は約1万2000〜1万2500世帯へのガス供給を停止し、復旧の見通しはまだ立っていません。
住民は引き続き、 元栓を閉める・換気をする・火気を使わない といった安全対策を徹底し、ガス会社や市の発表に注意を払う必要があります。
