ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手が、メジャーリーグで異例ともいえる12年総額3億2500万ドル(約465億円)という超大型契約を結んだことは、大きな話題になりました。
この記事では、そんな山本由伸選手の年俸を日本円換算で分かりやすく解説しつつ、契約の仕組みや将来的な推定年収、さらにドジャース内での年俸ランキングにも触れていきます。
山本由伸の契約概要
山本由伸投手は、2023年オフにオリックス・バファローズからポスティングシステムを利用してメジャー挑戦。
そして、ドジャースと**12年総額3億2500万ドル(約465億円)**の契約を締結しました。
これは、メジャーの日本人選手としてはもちろん、投手史上でもトップクラスの金額です。
山本由伸選手は、2024年から2035年までの12年契約をロサンゼルス・ドジャースと結んでいます。契約総額は3億2500万ドル(約465億円)にのぼり、日本人選手としては史上最高額の大型契約となりました。契約金は5000万ドル(約71億円)で、初年度の年俸は500万ドル(約7億2000万円)と比較的抑えられていますが、契約後半にかけて徐々に年俸が上がる「バックロード式」の契約形態を採用しています。最高年俸は2030年から2031年にかけての2900万ドル(約42億円)に達する予定です。
初年度(2024年)の年俸は?
山本選手の契約は「バックロード式」と呼ばれ、初年度は年俸が低めに設定され、後半ほど高額になるタイプの契約です。
そのため、2024年の年俸は**500万ドル=約7億2000万円(1ドル=144円換算)**とされています。
これはMLB全体では中堅クラスの金額に見えますが、契約金の**5000万ドル(約71億円)**が別途支払われているため、実際の収入は非常に大きいものになります。
将来的には年俸42億円に到達予定!
契約の後半に向けて、山本由伸の年俸は段階的に上がり、**2030年と2031年には最高額の2900万ドル(約42億円)**に達する見込みです。
これは、現時点でもメジャーでもトップクラスの額で、ドジャースの主力投手の中でも上位クラスに位置します。
年俸の推移イメージ(ドルベース)
2024年:500万ドル(約7億円)
2025年:800万ドル(約11億円)
2026年:1200万ドル(約17億円)
2030〜2031年:2900万ドル(約42億円)
【2025年版】ドジャース内の年俸ランキングでは何位?
2025年シーズンのドジャース年俸ランキング上位は以下の通りです。
1位:タイラー・グラスノー — 3250万ドル(約48億7500万円)
2位:ブレイク・スネル — 2840万ドル(約42億6500万円)
3位:大谷翔平 — 2000万ドル(約30億円)※実質分割受取
4位:山本由伸 — 約800万ドル(約12億円)
現時点では年俸額で上位3人には及びませんが、契約総額(12年465億円)では球団2位。
ドジャースの未来を担う「投資対象」として、チームの期待の大きさがうかがえます。
山本由伸、2025年ワールドシリーズMVPに輝く!
そして2025年、山本由伸はワールドシリーズ第7戦での好リリーフを含め、シリーズ3勝を挙げMVPに選出!
日本人では2009年の松井秀喜氏以来、史上2人目の快挙です。
年俸以上の結果を残し、契約の価値を証明するシーズンとなりました。
まとめ
山本由伸選手の年俸は、
12年総額3億2500万ドル(約465億円)という歴史的な契約 初年度は約7億円、最終的に年俸42億円へ上昇予定 契約金71億円を含めると、実質的な年収はさらに高額
また、2025年にはワールドシリーズMVPを獲得し、ドジャースの黄金期を支える存在へと成長しました。
この調子でいけば、今後もメジャー屈指のエースとして、さらなる高みを目指していくことでしょう。
