2024年の伊東市長選で初当選し、同市初の女性市長として注目を集めた田久保眞紀(たくぼ まき)市長。
しかし、就任からわずか1か月後に“学歴詐称疑惑”が浮上し、現在も大きな波紋を呼んでいます。
本記事では、田久保市長のこれまでの経歴や学歴問題の経緯、そして家族や子どもなどプライベートな一面についても詳しくまとめました。
田久保眞紀市長のプロフィール・経歴
田久保眞紀市長は1969年(昭和44年)生まれの現在55歳。
静岡県伊東市出身で、2024年5月の伊東市長選で初当選。伊東市初の女性市長として話題を呼びました。
もともとは地元企業での勤務経験を経て、市議会議員を2期務め、行政改革や女性活躍を掲げて市長選に出馬。
「しがらみのない市政」「透明な行政」を訴え、多くの市民の期待を背負っての就任でした。
学歴詐称疑惑とは?
問題となっているのは、田久保市長が公表していた「1992年 東洋大学法学部卒業」という経歴。
2024年6月、市議会で「卒業アルバムに名前がない」「大学に照会したら除籍と回答があった」との指摘を受け、疑惑が浮上しました。
当初、田久保市長は「卒業証書を持参して証明する」と発言しましたが、のちに「大学側の確認で除籍と判明した」と訂正。
その後、市議会の百条委員会(調査特別委員会)では“偽造の疑いがある卒業証書を一部の市議に見せた”として、有印私文書偽造行使の疑いで刑事告発までされています。
さらにNEWSポストセブンの報道では、大学時代に取得した単位が**「卒業要件の半分以下」**だったと報じられ、
ネットでは「完全に学歴詐欺」「確信犯では」と厳しい声が上がっています。
議会解散・百条委員会設置までの時系列まとめ
学歴問題の発覚後、市政は混迷を極めました。
5月25日:伊東市長選にて初当選 6月25日:市議会で学歴詐称疑惑が指摘される 7月2日:「除籍だった」と訂正発表 7月7日:百条委員会設置が全会一致で可決 8月13日:百条委員会に出頭も、答弁が噛み合わず批判集中 9月1日:不信任決議案・刑事告発が全会一致で可決 9月10日:市長が議会を解散 10月19日:市議選で前職議員が全員当選 → 市長の失職が確定的に
田久保市政は、わずか半年足らずで大きく揺らぐ結果となりました。
結婚して子供はいるの?
田久保市長は現在独身で、子どももいません。
インタビューなどでは「独身バリキャリ」として仕事一筋の姿勢を見せており、
「子どもがいるので定時退社」といった事情に縛られず、行政の仕事に全力を注いできたといわれています。
また、田久保市長は10歳のときに父親を亡くし、母子家庭で育ったことを公表しています。
現在も母親と二人暮らしで、母親が精神的な支えになっているようです。
ネットの反応
SNS上では今回の問題に対し、厳しい意見が多数を占めています。
「これが事実なら完全に学歴詐称」
「偽造書類のチラ見せなんて前代未聞」
「もう説明ではなく証拠が必要」
一方で、「女性初の市長として期待していたのに残念」といった声もあり、
信頼を回復するには相当の説明と誠意が求められる状況です。
まとめ
伊東市初の女性市長として華々しくスタートを切った田久保眞紀市長。
しかし、“学歴詐称”という根幹を揺るがす疑惑が発覚し、市政は一転して混迷の渦中に。
除籍の事実、偽造疑惑、刑事告発と、問題は次々と表面化しています。
今後の司法判断や市民の反応が注目される中、
**「真実を明らかにする責任」**が、本人に重くのしかかっています。
