2025年11月26日、香港北部の大埔区にある高層マンションで大規模火災が発生しました。この火災では少なくとも44人が命を落とし、数百人が行方不明となる事態に。今回は、火災の原因や火元の場所、被害状況について詳しく解説します。
目次
火災が発生した場所と状況
火災が発生したのは、香港大埔区にある8棟の高層マンション群で、総戸数は約2000戸にのぼります。火は午後に発生し、夜間を過ぎても鎮火しておらず、住民の避難や消防活動が続きました。
住民の証言
長年このマンションに住む住民によると、多くの高齢者や身体の不自由な住民が生活しており、窓が閉め切られた修繕工事の影響で火災に気づかない人もいたとのことです。消防士の犠牲も出ており、住民の間には大きな悲しみが広がっています。
火災の原因と火元
香港警察によると、火災の発生はマンションの修繕工事に関連している可能性が高いとされ、修繕を請け負っていた会社の幹部3人が過失致死の疑いで逮捕されました。
燃え広がった経路
火は設置されていた竹製の足場に燃え移ったとみられ、これが炎の広がりを早めた可能性があります。また、外壁に使用されていた素材も火の進行に影響したかどうか、当局が調査を進めています。
火災の拡大を助長した要因
- 修繕工事中で窓が閉め切られていたため、火災の初期に気づきにくかった。
- 竹製足場や外壁素材により、火の広がりが通常より速かった。
- 高齢者や身体の不自由な住民が多く、避難に時間がかかった。
消防活動と避難状況
香港政府の発表によると、火災発生から約12時間経過した時点で、火は徐々に制御されつつあるものの、8棟のうち4棟では依然として炎が確認されていました。900人以上が臨時避難所に避難しており、救助活動が続けられています。
まとめ
今回の火災は、修繕工事中の不備や火の広がりやすい建材が原因で大規模化した可能性が高いとされています。高齢者や身体の不自由な住民が多い建物では、火災時の避難や安全対策が特に重要です。香港当局は現在も調査を進めており、火災の原因究明と再発防止策が求められています。
