女優として多くの映画やドラマに出演し、エッセイストとしても活躍した吉行和子さんが90歳で亡くなったことが発表されました。突然の訃報に多くのファンや関係者から惜しむ声が上がっています。死因は肺炎とされていますが、いつから体調を崩されていたのでしょうか。これまでの経歴や病気について振り返ります。
吉行和子さんが死去 ― 所属事務所が発表
2025年9月8日、所属事務所「テアトル・ド・ポッシュ」が公式に訃報を発表しました。
吉行さんは 9月2日未明に肺炎のため死去。享年90でした。
葬儀は故人の遺志により、近親者のみで執り行われたと伝えられています。
死因は「肺炎」 いつから体調を崩していた？
今回の発表によると、死因は肺炎とのことです。詳細な闘病期間や入院時期については公表されていません。近年はメディア出演も限られており、高齢であったことから体調管理に専念していた可能性が高いと考えられます。
女優としての輝かしい経歴
吉行和子さんは1935年、東京生まれ。1957年に劇団民芸の舞台『アンネの日記』で主役デビューし、映画やドラマで幅広く活躍しました。
1959年 映画『にあんちゃん』で毎日映画コンクール助演女優賞受賞 1978年 大島渚監督『愛の亡霊』主演 TBSドラマ『3年B組金八先生』や『ふぞろいの林檎たち』などにも出演
その柔らかな存在感と確かな演技力で長年愛され続けました。
文芸一家に育ち、自身もエッセイストとして活躍
父は作家の吉行エイスケさん、母はNHK朝ドラ『あぐり』のモデルとなった吉行あぐりさん。兄は作家・吉行淳之介さん、妹は詩人・吉行理恵さんという文学一家の中で育ちました。
吉行和子さん自身もエッセイの執筆を行い、独自の人生観を綴った作品は読者に親しまれました。
まとめ
吉行和子さんが2025年9月2日未明に肺炎のため死去。享年90。 所属事務所によると葬儀は近親者のみで執り行われた。 具体的な病気の経過や体調不良がいつから始まったかは明かされていない。 女優として映画・ドラマで活躍し、文芸一家の一員としてエッセイストとしても活動した。
吉行和子さんの存在感ある演技とエッセイは、これからも多くの人の心に残り続けることでしょう。