女性初の自民党総裁候補として注目を浴びる高市早苗さん。
その一方で、彼女の私生活では想像を絶する現実がありました。
夫で元衆議院議員の山本拓さんが病に倒れ、現在は高市さんが自ら介護を担っているのです。
公務と家庭、政治と介護という二つの重責を背負いながらも、決して歩みを止めない高市早苗さんの姿に、多くの人が胸を打たれています。
高市早苗の夫・山本拓氏を襲った病気とは?
2025年1月のある朝、夫の山本拓さんに突然の異変が起こりました。
朝8時ごろ、呂律が回らず、言葉が出にくくなるという症状が現れたのです。
最初は「風邪かな?」と軽視していたものの、その後症状は急速に悪化。
病院の診断結果は「軽い脳梗塞」。点滴治療のみで帰宅を許されたものの、数日後には再発。
大病院での精密検査により手術が必要と判明しました。
この治療の遅れが大きな転機となり、結果的に右半身に重い麻痺が残ることに…。
元気だったベテラン政治家が、わずか数日で車椅子生活となってしまったのです。
介護保険を使わない「夫のプライド」と向き合う日々
脳梗塞の後遺症により介助が必要となった山本拓さん。
しかし、彼は「介護保険なんて使わない」と公的支援を拒否しているといいます。
高市さんはその強い意志を尊重し、プロのヘルパーを一切使わず、自らが全介助を担当。
2025年5月、札幌で行われた講演会では、高市さんが初めて夫の介護生活を明かしました。
「今、家族介護を一人でやっています。
帰ってきたら食べこぼしを掃除して、お風呂に入れて、全部自分でやっています。」
身長170cmを超える夫を、153cmの高市さんが背負って入浴介助するという日々。
「政治家としての激務」と「家庭での介護」を両立させる生活は、想像以上の体力と精神力を必要とします。
激務と介護で「激痩せ」?高市早苗の体調を心配する声も
近年、高市早苗さんの見た目に「痩せた」「顔がこけてきた」といった声が上がっています。
デイリー新潮などの報道によると、以前より頬がゲッソリして見えるとの指摘もあり、
介護疲れによる心身の負担を心配する声が広がっています。
もともと高市さんはヘビースモーカーとして知られており、
「食事よりもタバコを吸ってしまっているのでは」という噂も出ているようです。
ただし、激痩せが事実かどうかについては公的に確認されていません。
それでも、忙しい公務と過酷な介護を両立していることを考えれば、
心身の疲労が蓄積していることは想像に難くありません。
「家庭人」としての高市早苗、家族との絆を支えに
政治家として強く、冷静な印象のある高市早苗さん。
しかし家族の前では、意外にも「一人の母親・妻」としての素顔を見せているようです。
山本拓さんの長男である山本建県議は、福井テレビの取材でこう語っています。
「高市先生は家庭ではお茶目な部分もありますし、一人の家庭人。
素敵な料理を作ったら写真を撮ったりと、家族思いの一面があります。」
夫の介護、息子へのエール、そして公務。
そのすべてを背負いながらも、決して弱音を吐かない高市早苗さんの姿勢に、
政治家としてだけでなく「人としての強さ」を感じる声が多く聞かれます。
まとめ
夫の介護という試練の中でも、政治の第一線で戦い続ける高市早苗さん。
その姿は、まさに「強く生きる女性」の象徴といえるでしょう。
確かに、介護と公務を両立することは容易ではありません。
それでも、「家族を守りたい」「夫のプライドを尊重したい」という気持ちが、
彼女を支え続けているのです。
高市早苗さんが語ったように――
「帰ってきたら、食べこぼしを掃除してお風呂に入れる。これが一番体にこたえます。」
その言葉の裏には、政治家としての責任感と、
一人の妻としての深い愛情が込められています。
これからも彼女がどんな未来を切り開いていくのか、
静かに見守りたいところです。
