第2子を妊娠中の女優・真木よう子さん(43)が、自身のYouTubeチャンネルで「妊娠糖尿病」と診断されたことを明らかにしました。
「普通の糖尿病とは違う」と語りつつも、食事制限に苦しむ姿を見せた真木さん。この記事では、真木よう子さんの現在の病状や、妊娠糖尿病とはどんな病気なのかをわかりやすくまとめました。
真木よう子の病気は何?
2025年10月24日、真木よう子さんは実弟とのYouTubeチャンネル「金森姉弟」で、自らの口で「妊娠糖尿病」であることを公表しました。
動画内では「ここで出すの、初めてになるかもしれないんですけど」と前置きし、フリップに「妊娠糖尿病」と書いて告白。
「おなかに赤ちゃんを宿したことによって、インスリンが減少してしまって血糖値が上がる」と説明し、母体と赤ちゃんの両方に悪影響が出る可能性があると話しています。
現在の状態は?
真木さんは「糖分を含むものは食べられない」「過度な塩分、脂質、糖質はダメ」と語り、食事制限が一番つらかったと明かしています。
それでも「子どもを産んだら分娩台でハンバーガーを食べてタバコ吸いたい」と笑いを交えて話し、前向きな姿勢を見せました。
妊娠糖尿病とはどんな病気?
**妊娠糖尿病(にんしんとうにょうびょう)**とは、妊娠中に初めて見つかる血糖値の異常のこと。
妊娠前は糖尿病でなかった女性が、妊娠をきっかけに血糖値が上昇する状態を指します。
妊娠中に起こる「インスリン抵抗性」
妊娠中は、胎盤から分泌されるホルモン(エストロゲン、プロゲステロン、ヒト胎盤ラクトーゲンなど)が、血糖を下げるホルモン「インスリン」の働きを妨げるようになります。
その結果、血糖値が上がりやすくなり、妊娠糖尿病を発症しやすくなるのです。
発症しやすい人の特徴
・家族に糖尿病の人がいる
・肥満(BMI25以上)
・35歳以上での妊娠
・過去に4,000g以上の巨大児を出産したことがある
・妊娠前から血糖値やHbA1cが高めだった
母体や赤ちゃんへの影響
妊娠糖尿病は放置すると、母体と胎児の両方に悪影響を与える可能性があります。
母体への影響
・妊娠高血圧症候群のリスクが上がる
・難産や帝王切開の確率が高まる
・出産後に2型糖尿病を発症する可能性がある
まとめ
真木よう子さんが公表した「妊娠糖尿病」は、一時的なものではあるものの、放置すると母体や赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があります。
しかし、適切な食事管理と血糖コントロールを行えば、健康に出産できるケースがほとんどです。
真木さんは前向きな姿勢を崩さず、ユーモアを交えて治療に取り組んでおり、ファンからは「頑張ってほしい」「元気な赤ちゃんを産んで」と多くの応援の声が寄せられています。
