2025年11月8日に放送されたドラマ『良いこと悪いこと』(日本テレビ系)第5話では、ついに“7人目の同級生=博士”という新たな存在が浮かび上がりました。これまで表面化してこなかった小学校時代の秘密、そして校長・大谷先生の不可解な行動。
一連の事件の裏で何が起きているのか?今回は「博士=堀遼太説」や「協力者・大谷先生の正体」、「ターボーの怪しさ」など、最新話を踏まえた考察をまとめていきます。
第5話で明らかになった新事実と伏線整理
第5話では、主人公・高木(間宮祥太朗)らが母校・鷹里小を訪ね、当時の担任・大谷(赤間麻里子)に話を聞きに行くところから物語が動き出します。
大谷校長は「クラスに問題はなかった」と語る一方で、卒業アルバムやタイムカプセルの扱いに不自然な点が見られました。
さらに、ちょんまげ(森優作)が偶然発見した“廃れた掲示板サイト・鷹里小の森”には、「誰も覚えていない」「7人組だった」という意味深な書き込みが…。
そこから、“博士”という忘れ去られたクラスメイトの存在が明らかになります。
博士=堀遼太?忘れられた「7人目」の真相
掲示板でちょんまげがやり取りした“博士”は、過去に「昆虫博士になる」と夢を語っていた堀遼太と考えられます。
彼はクラスの中で影の薄い存在で、いじめにも関わっていなかった人物。
しかし、卒業後に彼の存在を誰も思い出せないという点が不気味です。
「俺のことを思い出してほしい」という執念が、現在の連続殺人事件につながっている可能性があります。
掘り返されたタイムカプセルと“塗りつぶされた顔”
タイムカプセルの中から、6人の顔が黒く塗りつぶされた卒業アルバムが見つかりました。
大谷校長がそれを“埋め直した”とされており、その裏に“博士”の依頼があったのではないかと推測されます。
つまり、堀遼太(博士)が指示し、大谷がそれに協力したという構図です。
大谷先生の「協力」と「罪悪感」
第5話の終盤で、大谷校長は電話越しに「もうやめませんか」と訴えます。
彼女は犯人に脅され、過去の“いじめ隠蔽”を暴露されることを恐れて協力したと考えられます。
ただし、大谷自身は殺人事件にまで発展するとは思っていなかった可能性が高いです。
「かつての生徒を守りたかった」「過去を清算したかった」という後悔の念も見え隠れしており、第6話で彼女の運命が描かれるのではないでしょうか。
今國=堀遼太説?博士は生きていて正体を隠している?
スナック「イマクニ」の店主・今國一成(木村昴)が“博士”本人、または堀遼太の成長した姿である可能性も浮上しています。
彼が“平成レトロ”にこだわる理由、そして「151種類目のお酒」などの意味深な発言――これらすべてが、彼の過去とつながっているように見えます。
また、彼が“誰も自分を覚えていない”という掲示板の投稿者と同一人物なら、
「復讐」ではなく「記憶を取り戻させること」こそが真の目的なのかもしれません。
植物状態説と“時間が止まった博士”
博士=堀遼太は、かつて事故に遭い長い間植物状態にあった可能性も考えられます。
掲示板の書き込みが数年おきに途切れながら続いているのは、「目覚めた後の混乱」を表しているとも読めます。
もし彼が“意識だけが過去に取り残された存在”なら、彼の中ではいまだに小学校時代のまま。
だからこそ、“今を生きる6人”への復讐に執着しているのかもしれません。
ターボーが持つ影と“共犯者の存在”
そしてもう一人、視聴者の間で疑惑が高まっているのがターボー。
大谷先生を迎えに来た車の車種や、ちょんまげを自分の会社に雇い入れる行動が、事件との関わりを示唆しています。
彼はかつて“森のくまさん”の替え歌を投稿していましたが、それも本当は博士が作ったものを“自分の作品”として横取りしたのではないかという考察もあります。
つまり、ターボーは“いじめの加害者”でありながら、“博士”の過去を奪った張本人。
博士が彼を狙う理由としては十分すぎます。
「どの子」と「ドの子」の謎も再浮上
第4話から続く“ドの子”という名前。字幕のカタカナ表記が示すように、園子とは別のいじめられっ子が存在していた可能性があります。
園子が転校してきた時点で“いじめの対象”が入れ替わったとすれば、博士とドの子の間には深いつながりがありそうです。
もしかすると博士は、過去に消えていった“ドの子”のためにも復讐をしているのかもしれません。
まとめ
第5話の時点で見えてきたのは、「博士=堀遼太」説の濃厚さと、大谷先生の“協力者としての罪”。
しかし、博士=今國説、博士が植物状態から目覚めた説、さらにターボーが共犯である可能性など、まだ多くの伏線が残されています。
物語は“7人目の存在を誰も覚えていない”という歪んだ記憶から始まりました。
その記憶を取り戻すために動く“博士”こそが、事件の鍵を握る人物であることは間違いないでしょう。
次回、真実がどこまで明らかになるのか注目です。
