歌手の美川憲一さんが体調不良を理由に入院しているというニュースが話題になっています。
一部では「重い病気では?」と心配する声も上がっていましたが、公式サイトを通じて病名が明かされました。
この記事では、美川憲一さんが公表した病気の内容や現在の様子、今後の活動についてわかりやすく解説します。
美川憲一が公表した病気とは?
2025年11月13日、美川憲一さん(79)が自身の公式サイトを更新し、「パーキンソン病」を公表しました。
当初は「洞不全症候群」という心臓の病気が原因で入院しており、ペースメーカーの埋め込み手術を受けたとのことです。
手術後の経過は良好でしたが、リハビリ中に身体の違和感を感じたため再検査を受けたところ、新たにパーキンソン病が判明したと発表しています。
洞不全症候群とは?
洞不全症候群(どうふぜんしょうこうぐん)は、心臓の拍動をつかさどる「洞結節」の働きが低下する病気で、脈が遅くなったり止まったりすることがあります。
重症の場合、ペースメーカーを埋め込むことでリズムを安定させる治療が行われます。
美川さんもこの治療を受けた後、回復に向けてリハビリを行っていたとみられます。
パーキンソン病とはどんな病気?
パーキンソン病は、脳の中でドパミンを作る神経細胞が減少することで、体の動きに関するさまざまな症状が出る病気です。
主な症状には以下のようなものがあります。
手足の震え 筋肉のこわばり 動作が遅くなる(動作緩慢) 姿勢のバランスが取りにくくなる
また、運動以外にも便秘・嗅覚の低下・睡眠障害などの非運動症状が出ることもあります。
進行すると、認知症や幻覚などの症状が現れる場合もあります。
現在のところ、根本的な治療法は確立されていませんが、薬やリハビリにより進行を抑える治療が行われています。
美川憲一の現在の様子と復帰予定
所属事務所によると、美川さんは入院による筋力低下があるものの、現在はトレーニングを続けているとのこと。
医師のサポートを受けながら体力回復に努めており、12月14日に愛知・名鉄トヨタホテルで開催される「美川憲一&コロッケ Christmas Dinner Show」での復帰を予定しています。
美川さん自身も「ファンの皆様に元気な姿をお見せしたい」と語っており、前向きな気持ちで治療に臨んでいるようです。
まとめ
美川憲一さんは、洞不全症候群による心臓手術後のリハビリ中に、パーキンソン病が判明したことを公表しました。
現在はリハビリと筋力トレーニングを行いながら、復帰に向けて準備を進めているとのことです。
長年にわたって芸能界を支えてきた美川さんだけに、多くのファンがその回復を願っています。
今後のステージで、再び元気な姿を見せてくれる日を楽しみにしたいですね。
