歌手の美川憲一さんが、自身の公式サイトを通じて「パーキンソン病」を公表しました。
以前から心臓の手術を受けて入院していましたが、リハビリ中に体の違和感を感じ、再検査で病気が判明したとのことです。
今回は、美川憲一さんが公表した「パーキンソン病」とはどんな病気なのか、そして現在の容体や復帰時期について詳しく見ていきます。
美川憲一が公表した「パーキンソン病」とは?
国の指定難病のひとつ
パーキンソン病は、脳内の神経細胞が徐々に減少することで運動機能に支障が出る病気です。
特に「ドパミン」と呼ばれる神経伝達物質を作る細胞が減少するため、脳から体への指令がうまく伝わらなくなります。
主な症状
代表的な症状には次のようなものがあります。
手足の震え(振戦) 筋肉のこわばり(固縮) 動作が遅くなる(動作緩慢) 姿勢のバランスを保ちにくい
また、運動以外の症状として、便秘や嗅覚の低下、睡眠障害、幻覚や認知症の症状などが現れる場合もあります。
現在の医学では根本的な治療法は確立されていませんが、薬やリハビリで進行を遅らせたり、症状を和らげる治療が行われています。
美川憲一の現在の状態は?
美川憲一さんは、先日「洞不全症候群」という心臓の不整脈の一種と診断され、ペースメーカーを埋め込む手術を受けていました。
手術後の経過は良好だったものの、リハビリ中に体の違和感を覚え、再検査でパーキンソン病が判明したといいます。
現在は入院による筋力低下があるものの、筋力トレーニングやリハビリに励んでいるとのことです。
公式サイトでは、医師と相談しながら慎重に体調を見極めていることが報告されています。
美川憲一の復帰はいつ?
復帰予定は「12月14日」
美川憲一さんは、体調や医師の判断を踏まえながらも、**12月14日に開催される愛知・名鉄トヨタホテルでの『美川憲一&コロッケ Christmas Dinner Show』**で復帰予定とされています。
このディナーショーでは、長年のファンにとっても待望のステージ復帰となる見込みです。
本人の「また皆さんの前で歌いたい」という強い思いが、リハビリへの大きな原動力となっているようです。
まとめ
美川憲一さんは、心臓の手術を経て回復を目指す中で、パーキンソン病であることを公表しました。
現在はリハビリを続けながら、12月のステージ復帰に向けて準備を進めています。
パーキンソン病は長期的な治療やサポートが必要な病気ですが、美川さんの前向きな姿勢やプロ意識に、多くのファンが勇気づけられています。
今後も無理のないペースで活動を続けてほしいですね。
