多くのファンに愛された白毛馬アオラキが、11月15日の福島競馬・8Rで故障を発生し、その後死亡したことが公式に発表されました。
純白の馬体と優しい目、そして「会いに行けるアイドルホース」として注目されていたアオラキ。突然の訃報に、競馬ファンや関係者からは悲しみの声が広がっています。
この記事では、レース中に何が起きたのか、死亡原因は何だったのか、そしてアオラキのこれまでの歩みについて分かりやすく解説します。
白毛馬アオラキが死亡…レースで何があった?
福島競馬場で行われた3歳1勝クラス(芝2600m)のレース。2周目の向正面で、アオラキは突然バランスを崩し、走行を停止しました。
騎乗していた小沢大仁騎手は直後に下馬し、レースは競走中止。現地でも異変に気づいたファンから悲鳴が上がるほどの急変でした。
この時点では「故障」の詳細は明らかにされておらず、SNSでは「どうか無事で…」と心配する声が一気に広がりました。
しかしレース後、「アオラキfamily」の公式Xアカウントから、アオラキが天国へ旅立ったことが発表され、多くの人に衝撃が走りました。
死亡原因は?発表された情報と現状
現時点(発表直後)では、具体的な故障部位や死因は正式に公表されていません。
アオラキfamilyの投稿でも「詳しい詳細は後日お知らせします」としており、今は関係者も心の整理がつかない状態であることがうかがえます。
とはいえ、レース中の急停止や騎手がすぐに下馬した状況から、競走馬では重度の骨折や致命的な故障である可能性が高いと考えられています。
今後の公式発表が待たれます。
SNSでは心配と悲しみの声が急増
多くの人が「アオラキ無事でいてくれ」「小沢騎手も心配」と声を寄せており、愛されていた馬だからこそ起きた現象だと言えます。
アオラキはどんな馬だった?穏やかな性格と人気の理由
白毛の競走馬といえばソダシの系統が有名ですが、アオラキは別の血統から生まれた貴重な白毛馬でした。
南半球産の白毛馬カスタディーヴァの初子として誕生し、美しい純白の馬体とブルーアイが特徴。SNSでの人気も圧倒的でした。
穏やかでマイペースな性格
アオラキは、
・穏やかでのんびり
・マイペース
・父ゴールドシップとは真逆の落ち着いた気性
こうした性格で、ファンから「癒やし系の白毛馬」と呼ばれることもありました。
競走馬としての歩み
JRAでは17戦し、その後地方競馬へ移籍。
愛知・浦和・高知・笠松などで24戦3勝と実績を積み、再び中央へ転入した経歴を持つ稀有な馬でもありました。
引退後は“会いに行けるアイドルホース”に
TCC(サラブレッドコミュニティクラブ)の広報大使に就任し、ぬいぐるみは即完売。
余生は滋賀県の「メタセコイアと馬の森」で過ごす予定で、ファンと触れ合える存在になるはずでした。
それだけに、今回の訃報は多くの人にとって耐え難いものとなっています。
まとめ
白毛馬アオラキがレース中の故障により死亡したというニュースは、競馬ファンに大きな衝撃を与えました。
現時点では死因の詳細は発表されておらず、続報を待つ状況です。
・レース中に突然の故障で競走中止
・SNSで心配と情報拡散が広がる
・穏やかで美しい白毛馬として多くのファンに愛された存在
・余生は「会いに行けるアイドルホース」として過ごす予定だった
アオラキの訃報は残念でなりませんが、これまで多くの人に笑顔と感動を届けてくれたことは決して忘れられません。
アオラキの思い出は、ファンの胸の中にこれからも生き続けることでしょう。
