日本テレビ系ドラマ『良いこと悪いこと』がついに終盤へ突入し、視聴者の間では「真犯人は誰なのか?」という推理合戦が最高潮に達しています。
これまで同級生3人と担任教師が命を落とし、物語は完全に連続殺人事件の様相に。主人公・高木将や記者の猿橋園子の周囲に散りばめられた“伏線”から、犯人像がじわじわと浮かび上がってきました。
この記事では、これまでの描写やミステリーの定石を踏まえて、真犯人候補は誰なのか?、そして各登場人物の行動に潜む“違和感”を徹底考察していきます。ネタバレ込みで深掘りしていくのでご注意ください。
『良いこと悪いこと』これまでの事件と不審点
物語の始まりから、同級生だった3人の男女と元担任が立て続けに死亡。事件は「替え歌の順番どおりに死んでいく」という不気味な要素を含み、主人公たちの小学生時代の記憶や過去のいじめが鍵を握っているとされています。
しかし、ただ順番に殺されていくわけではありません。途中で“順番が崩れている”点が重要で、そこに真犯人の狙いが隠れていると考えられます。
犯人候補から外れそうな人物たち
宇都見刑事は黒ではなく「限りなく白」
SNSでもたびたび「怪しい」と話題に上がる宇都見刑事。しかし、彼は捜査を自ら上層部に掛け合い、連続殺人の線で調べようとしている人物でもあります。
もし共犯者だったとすれば、わざわざ自分に不利な状況を作る必要はなく、動機の面でも無理があるため除外して良いでしょう。
主人公・高木と猿橋が犯人はあり得るのか?
ミステリーの定石では、「探偵役は犯人にしない」ことが基本。
視点人物である高木や猿橋が犯人だった場合、視聴者の納得感は極めて低いものになります。現時点で、その線はほぼないと考えて問題ありません。
桜井幹太の死と病院での“違和感”
一部では「桜井は実は生きている?」という説もありましたが、病院での描写とその後の焼死シーン、さらに“検視が入る”現代の設定を考えると、彼の死亡はほぼ確定と見てよいでしょう。
興味深いのは、桜井が火事後に「新しい店を出す」と語った点。意識を取り戻したばかりなのに資金の手配ができていることに不自然さが残ります。
これはつまり——誰かが資金提供を約束していた可能性が高いということ。
その“誰か”こそ主犯の影?
桜井の電話後の暗い表情からも、彼が何かに巻き込まれていた、あるいは脅されていた気配が強く残ります。桜井は「知りすぎてしまった」ために口封じされた線が濃厚でしょう。
小山隆弘(森本慎太郎)が最有力と言われる理由
もっとも疑わしいとされるのが、小山隆弘。アメリカで会社を経営し、成功者として同級生の前に現れた人物です。表向きは明るく余裕のある青年ですが、物語が進むにつれ、数々の“不自然な行動”が浮かび上がります。
① 替え歌を自ら口にしたタイミングが不自然
第2話で高木の会社を訪ねた際、小山は自分が小学生の頃につくった替え歌を突然披露。そこには“殺害ターゲット”のあだ名が並んでいました。
これは、周囲に替え歌の存在を意識させ、物語の「順番」を強調するためのミスリードにも見えます。
②「偽装された襲撃事件」で被害者を演じた?
第3話で開催された新事業発表会。頭上から落下した板ガラスを、高木が間一髪でかばって助けました。
しかし直前、高木の近くにいた人物が“肩を小突いて注意喚起”していたことから、これは小山側の自作自演の可能性が高いと考えられます。
③ チャットでの「博士」アカウントは小山の自演?
羽立(通称ちょんまげ)がアクセスした掲示板に現れた「博士」なる人物。羽立の本名や情報を言い当てるほど詳しい存在でしたが、これは小山が羽立のPCを使い、ログを把握していたからこそ可能だったと言われています。
羽立が“姿を消した”のも、この博士=小山説を後押ししています。
東雲晴香(深川麻衣)も共犯の可能性?
会見場で小山を助けた“注意喚起の人物”が突然消えた点。そして、高木の近くにいたのが東雲だった点。
さらに、同じ34歳でありながら猿橋より評価されにくいという職場環境の不満や嫉妬心が、共犯の動機として働く可能性も否定できません。
東雲の“消え方”と存在感
物語では便利すぎる場面で登場し、事件の核心に触れるような動きを取ることも多いのが東雲。彼女が小山と協力関係にあると見れば、すべてが線でつながります。
真犯人は誰なのか?考察の結論
これまでの伏線と歩みを総合すると、真犯人の最有力候補は小山隆弘。
そして、彼が単独ではなく、東雲晴香のような“共犯者”を抱えている可能性が非常に強いと考えられます。
犯行の動機は、同級生時代のわだかまり、あるいは過去のいじめ、そして現在のビジネスや資金事情など、複数の要因が絡んでいる可能性が高いでしょう。
まとめ
『良いこと悪いこと』は、替え歌や過去の因縁、SNSやチャットを絡めた現代的なトリックが多く散りばめられた作品です。
現時点で最も怪しいのは小山隆弘とその共犯者。桜井や大谷の不可解な行動、羽立の失踪など、すべてが小山を中心に動いているように見えます。
最終回に向けて、これらの伏線がどのように回収されるのか——ますます目が離せません。
