2024年12月4日の早朝、山口県宇部市の広範囲で都市ガスの圧力異常が発生し、複数の家庭で「ガスが漏れている」「火が上がった」との通報が相次ぎました。
ガス会社は安全確保のため、市内約1万2000世帯のガス供給を全面停止。生活に大きな影響が出ています。
この記事では、ガス漏れが起きている場所・原因・影響範囲・復旧の見通しについて現時点で分かっている情報を整理してお伝えします。
宇部市で発生したガス漏れはどこで起きている?
被害が出ているのは宇部市南部の都市ガス使用エリア
警察や消防によると、ガス漏れの通報は宇部市南部の都市ガス供給エリアを中心に広い範囲で寄せられています。
午前6時ごろから「コンロ周辺からガスの匂いがする」「ガスが噴き出している」という通報が60件以上発生。そのうち9件は火が上がるなどの小規模な火災が確認されましたが、いずれもすでに消火され、けが人は出ていません。
市内の公園でも警報器が作動
一部報道では、公園に設置されたガス警報器が作動していたケースもあり、ガス管の広範囲で異常が発生している可能性が指摘されています。
原因は何が考えられている?
山口合同ガスによると、4日午前4時ごろに宇部支店管内でガスの圧力異常を検知したと発表しています。
現時点では原因は調査中ですが、圧力が上昇したことでガスが異常噴出した可能性があります。都市ガスは通常一定の圧力で供給されており、このバランスが崩れると家庭のガス器具にも影響が出ます。
市民からの声 ─「コンロをつけたら大きな炎が」
火をつけた瞬間に炎が上がるケースも
SNSやニュースコメントでは、以下のような声が寄せられています。
- 「給湯器が壊れたと思ってガスをつけたら、ボッと大きな炎が出た」
- 「元栓を閉めているのにシューッという音がして怖かった」
- 「朝からパトカーが巡回していて緊急事態だと分かった」
ネットを使わない高齢者が事態に気づかずガスを使用してしまう危険性も指摘されており、今後も注意喚起が必要です。
ガスはいつ復旧する?
山口合同ガスは、午前11時半の段階で市内約1万2000世帯のガス供給を全面停止したと発表しました。
復旧の目処はまだ立っていない
原因の特定と配管の安全確認が必要なため、現在のところ復旧時期は未定となっています。
過去の都市ガス全域停止のケースでは、
- 原因調査
- 漏えい箇所の特定
- 各家庭ごとの安全点検
に時間がかかり、復旧まで数日かかる場合もあります。
そのため、今回も即日復旧は難しく、数日規模で影響が続く可能性が高いと見られます。
絶対にガスを使用しないこと
山口合同ガスは以下を強く呼びかけています。
- ガスは絶対に使用しない
- ガスの元栓を閉める
- 異臭や音がした場合はすぐ窓を開けて避難する
特に「火をつける」「給湯器を使う」は非常に危険です。
まとめ
宇部市で発生した広範囲のガス漏れは、都市ガスの圧力異常が原因と見られており、現在も市内約1万2000世帯でガス供給が停止されています。火災の発生も確認されていますが、大きな被害は出ていません。
現時点では復旧の見通しは立っておらず、数日かかる可能性もあります。引き続きガスの使用を控え、安全確保を最優先に行動しましょう。
