MENU

良いこと悪いこと誰が真犯人か?考察ネタバレ

日本テレビ系ドラマ『良いこと悪いこと』第9話では、物語の核心となる「真犯人」と「いじめの連鎖」が一気に明かされました。
本記事では、作中で描かれた出来事を整理しつつ、真犯人は誰だったのか、なぜ事件は止められなかったのかを考察していきます。
※本記事はネタバレを含みます。

目次

瀬戸紫苑(しおん)の過去と悲劇

瀬戸紫苑は、小学5年生のときに鷹里小学校5年1組へ転入します。
音楽の発表会でリコーダーの「ド」を失敗したことをきっかけに、彼女は「ドの子」と呼ばれ、クラス内でいじめの対象になっていきました。

精神的に追い詰められた紫苑は不登校となり、夏休み明けに転校。
この出来事は、彼女の人生に深い傷を残すことになります。

夢を叶えたはずの大人になった紫苑

時は流れ、大人になった瀬戸紫苑はプロのピアニストとして成功し、ピアノ教室も開くまでになります。
幼い頃に抱いた「ピアニストになる夢」を叶えたように見えました。

しかし、高木が娘・花音を連れてピアノ教室を訪ねたことをきっかけに、封じ込めていた過去のトラウマが再燃します。

その影響で紫苑はピアノが弾けなくなり、精神的に追い詰められた末、薬物によって命を落としてしまいました。

掲示板の空白期間が示す違和感

鷹里小の森の掲示板には、2002年8月31日から2003年5月15日まで書き込みが途絶えている期間があります。
これは偶然ではなく、紫苑の転校と深く関係している可能性が高いと考えられます。

いじめが特定されることを恐れて書き込みを控えたのか、
あるいは5年生の夏休み明けに、仲良しグループが一時的に崩壊するほどの出来事があったのか――。
作中では明確に語られませんが、不穏な空白として強く印象に残ります。

真犯人は宇都見啓だった

一連の事件の真犯人は、瀬戸紫苑の婚約者である宇都見啓でした。
動機はただ一つ、自殺に追い込まれた紫苑への復讐です。

次々と起こる殺害事件

宇都見は、紫苑の過去に関わった人物たちを次々と手にかけていきます。

  • 貧ちゃん:鍵を奪い、マンションから転落させた
  • ニコちゃん:道路で突き飛ばして殺害
  • カンタロー:焼死
  • 大谷先生:いじめを黙認していた教師として冷凍殺害
  • ちょんまげ:ナイフを持っていたところを返り討ち

いずれも計画性と実行力がなければ不可能な犯行であり、体格と行動力を持つ宇都見だからこそ成し得たものと言えます。

なぜキング(高木)は殺されなかったのか

宇都見は高木の前で、
「貧ちゃんもニコちゃんもカンタローも先生もちょんまげも、全員俺が殺した。お前はいつまでも悪い子でいろ」
と言い残し、その場を去りました。

これは高木を許したわけではなく、最も重い罰を与えるためだったと考えられます。

宇都見は、紫苑の追悼コンサートで「カノン」を弾き終えた後、
高木に殺される覚悟だったのではないでしょうか。

もし高木が宇都見を殺せば、紫苑のいじめの過去も、事件の真相もすべて白日の下に晒される。
そして高木は、紫苑と宇都見、二人分の罪と後悔を一生背負って生きることになる――。

残された謎と共犯者の可能性

宇都見は6年1組の生徒ではありません。
にもかかわらず、紫苑の夢やクラス内の出来事を詳しく知っていました。

情報を渡した人物は誰か

考えられるのは、以下の人物です。

  • 大谷先生:卒業アルバムの黒塗りや、替え歌の存在を知っていた可能性
  • トヨ:校外学習時の不審な行動から、情報提供者だった可能性

物語は明確に共犯者を断定しませんが、「誰かが宇都見に過去を語った」という余白を残しています。

まとめ

『良いこと悪いこと』第9話で描かれたのは、単なる連続殺人事件ではなく、
子どもの頃のいじめが大人になっても人生を壊し続ける現実でした。

瀬戸紫苑は夢を叶えたにもかかわらず、過去から逃げ切ることはできなかった。
宇都見啓は愛する人を失い、復讐という形でしか答えを出せなかった。

そして生き残った者たちは、それぞれが「悪いこと」の重さを背負い続けることになります。
本作は、視聴後も長く心に残る、重く静かな問いを投げかける作品だったと言えるでしょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次