ホンダのロングセラーモデル「スーパーカブ」に、新型モデルが登場し話題となっています。 2025年12月に発売された原付二種クラスのスーパーカブ110シリーズは、カラー変更を中心としたリフレッシュモデルですが、価格や立ち位置の変化によりネット上では賛否両論の声が噴出しています。
「ほぼ大型バイク並みの値段では?」「庶民の足じゃなくなった」という厳しい意見がある一方で、 「装備や性能を考えれば納得」「一生乗れるバイクだと思えば安い」という肯定的な評価も少なくありません。
この記事では、新型スーパーカブ110の特徴や価格、世間の評判について、分かりやすく解説していきます。
新型スーパーカブ110とは?
スーパーカブは1958年の誕生以来、日本の暮らしを支えてきた国民的バイクです。 新聞配達や出前など「働くバイク」のイメージが強い一方、近年ではレトロなデザインが評価され、趣味性の高いモデルとしても人気を集めています。
今回登場した新型モデルは、そんなスーパーカブの魅力を残しつつ、現代のライフスタイルに合わせたアップデートが施されています。
原付二種クラスで“30km制限なし”
新型スーパーカブ110は排気量109ccの原付二種モデル。 原付一種とは異なり、法定速度30km/hの制限がなく、二段階右折も不要なため、街中から郊外まで快適に走行できます。
この点が評価され、「実用性が高い」「通勤・通学にちょうどいい」という声も多く見られます。
デザインとカラーの進化
今回のモデルチェンジで特に注目されているのが、カラーバリエーションの刷新です。
クロスカブ110はアウトドア志向を強化
クロスカブ110には、新たにボニーブルーとハーベストベージュの2色が追加されました。 キャンプやアウトドアブームを意識したアースカラーで、若年層や趣味ライダーからの支持が高まっています。
既存カラーや「くまモンバージョン」と合わせ、遊び心のあるラインナップとなりました。
スーパーカブ110は実用性重視
ベーシックなスーパーカブ110には、鮮やかなブルー系から落ち着いたベージュ系まで全4色を設定。 ビジネス用途から日常使いまで、幅広いシーンに対応できるカラー展開となっています。
装備・性能は“もはや昔のカブじゃない”
新型スーパーカブ110は、見た目こそクラシックですが、中身は大きく進化しています。
現代基準の安全装備を標準化
- フロントディスクブレーキ
- ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)
- キャストホイール
- チューブレスタイヤ
これらが標準装備されており、「昭和の実用車」というイメージからは大きく変わりました。 安全性と信頼性を重視する現代ユーザーに合わせた仕様と言えます。
燃費性能と扱いやすさは健在
空冷単気筒109ccエンジンと、自動遠心クラッチによる扱いやすさは従来通り。 燃費の良さも健在で、「維持費が安い」というカブならではの魅力は失われていません。
気になる価格は?「高い」と感じる理由
新型スーパーカブ110シリーズの価格は以下の通りです。(税込)
- スーパーカブ110:35万2000円
- クロスカブ110:41万2500円
- クロスカブ110 くまモンバージョン:42万3500円
この価格設定に対し、「原付感覚で買えない」「ほぼ大型バイク並み」という声が上がっています。 かつて20万円前後で購入できた時代を知る人ほど、割高感を覚えるようです。
一方で、装備の充実度や耐久性を考慮すると「妥当」「むしろ安い」という評価も見られます。
ネット上の評判・口コミ
SNSやバイク系コミュニティでは、以下のような意見が目立ちます。
否定的な意見
- 「庶民の味方じゃなくなった」
- 「カブに40万円超えは出せない」
- 「気軽に買えるバイクではない」
肯定的な意見
- 「装備を考えれば納得」
- 「10年以上乗れると思えば安い」
- 「完成度が高くて所有欲を満たす」
価格への評価が分かれる一方で、品質や信頼性そのものを否定する声は少ない印象です。
まとめ
新型スーパーカブ110シリーズは、従来の「安くて丈夫な実用車」から、 高品質で長く付き合えるライフスタイルバイクへと進化したモデルと言えます。
確かに価格は上昇しましたが、その分、安全装備や走行性能、デザイン性は大幅に向上しています。 「気軽な足」として見ると高く感じるものの、「一生モノの相棒」と考えれば、納得できる価格設定と感じる人も多いでしょう。
実用性と趣味性を両立した新型スーパーカブ。 これからの時代の“カブ像”を象徴する一台として、今後も注目を集めそうです。
