中道改革連合(現・中道)の代表選をめぐり、再び注目を集めているのが衆議院議員の階猛(しな・たけし)氏です。 岩手1区選出で当選8回を数えるベテラン議員であり、今回の代表選では「実務派リーダー」としての評価が改めて話題になっています。
では、階猛氏は政界や地元、有権者からどのように見られているのでしょうか。 選挙での強さ、政策面での評価、そして過去のトラブルも含めて、現在の評判を整理してみます。
階猛とはどんな政治家か
階猛氏は岩手1区を地盤とする衆議院議員で、国会では長年にわたり活動してきた人物です。 弁護士資格を持ち、法律や財政分野に精通していることから、国会では理詰めの質疑を行う「論客」として知られています。
派手なパフォーマンスよりも、制度設計や問題点を丁寧に掘り下げるスタイルが特徴で、いわゆる職人型の政治家といえる存在です。
岩手1区での強さが示す地力
2026年の衆院選では、岩手1区で自民党候補を破り、8回目の当選を果たしました。 全国的に厳しい選挙環境の中でも議席を守ったことは、地元での支持基盤の強さを示しています。
特に震災後の復興支援に関する取り組みが評価されており、「困ったときに頼れる議員」という声が地元では根強くあります。
国会での評価|政策通・実務派
国政における階猛氏の評価で多いのが、「政策に強い」「質問が鋭い」という点です。 法務、財務、金融といった分野での知識が豊富で、予算委員会などでは政府の答弁の矛盾を突く場面も目立ちます。
「政治とカネ」問題での存在感
階氏は「政治とカネ」をめぐる問題でも、与野党を問わず厳しくチェックする姿勢を取ってきました。 感情的な批判ではなく、法的根拠を示しながら追及するスタイルは、一定の評価を受けています。
一方で、その厳しさが「融通が利かない」「調整型ではない」と見られることもあり、評価が分かれる部分でもあります。
過去のトラブルと現在の立ち位置
階猛氏は過去に、党内の政治資金をめぐる問題で対立を経験しています。 岩手県連との関係悪化が報じられたこともあり、一時はマイナスイメージにつながりました。
和解と関係修復
しかし、その後は司法判断を経て問題が整理され、関係者からの謝罪も行われました。 現在は大きな対立は解消され、党内での立ち位置も安定しています。
この経緯から、「揉め事もあったが、最終的には筋を通した政治家」という見方をする人も少なくありません。
代表候補としての評判
今回の中道代表選では、小川淳也氏と並ぶ有力候補として名前が挙がっています。 階猛氏に対しては、「派手さはないが、党を現実的に立て直せる人物」という評価が目立ちます。
一方で、「発信力やカリスマ性ではやや弱いのでは」という指摘もあり、リーダー像としては好みが分かれる印象です。
まとめ
中道の階猛氏の評判を総合すると、以下のように整理できます。
- 岩手1区で8回当選を重ねる選挙の強さ
- 法律・財政に強い実務派の論客
- 震災復興への取り組みで地元の信頼が厚い
- 過去のトラブルを経て現在は安定した立場
目立つタイプではありませんが、堅実で現実的な政治家としての評価は高く、 中道改革連合(中道)の今後を左右する存在の一人であることは間違いなさそうです。
